CCレモンを飲んだ。とても冷たくて、暑い暑い教室の中でも少しだけ平気になった。
先生からのご褒美。クラスのみんなにペットボトルや缶のジュースを配ってくれた。
野球部の人たちは夏の大会がある。吹奏楽部の人たちはコンクールがある。そして
ホームステイへ行く人たちがいる。この夏、みんなみんな違うところでがんばるん
だ。一本締めをして、カンパイをした。みんな笑顔。このクラスでよかったって思っ
た。ユニ君はコーラだったかな。炭酸、平気なのかな。

放課後、図書室にいると先輩たちは勉強をしていた。もう夏休みなのに、すごいな
ぁって思った。さとぴぃとホームステイの学校訪問でするゲームの資料を作った。
楽しんでもらえたらいいなって思って作るのはとっても楽しい。うめぼしや納豆は
味覚が全然合わないと思うけれど、食べさせちゃおう。4時ころまで残っていたら
『あなたたちは明日出発なんでしょ?早く帰りなさいね』と言われた。明日なんだ。
明日から夏休みというのも実感がないのだけれど、明日の今ごろには飛行機の中
なんだって考えるのは、もっと難しい。

街の雰囲気も、通り過ぎる人々も、気候も違うのかな。はじめての外国。ドキドキだ
よ。2週間と少しも、ここと離れるなんて。今日は1日早く、お母さんが鰻ごはんをし
てくれるみたい。暦の上では明日なんだけれど。ごはん、たくさん食べようっと。そ
れから大好きな野菜生活も2週間分飲んでおかなくちゃ。もうもう!

"イギリスを楽しみましょう(太陽のマーク)" 最後にユニ君が送ってくれた。わわ
わ。ユニ君は実感がないって言っていたけれど、私も全然ないよ。"マジで緊張して
きた"って言ってたけれど、私も一緒だよ。緊張ドキドキ。

じゃぁ、イギリス楽しんできます。またね。

7月19日(金)

 

ドキドキの気持ちを詰めこんだスーツケースも送ってしまった。20日、関西国際空
港で会うのだけれど。何度も何度も荷物のチェック。放課後は毎日のように集まり
がある。まだまだ先と思っていた。始めてこのメンバーが集まったのは冬だった。
それから何人か抜けてしまったけれど、過去最高の人数36人のメンバーは、今、
みんな同じ心境なんだろうなって思う。不安と期待で本当にいっぱいいっぱい。半
月もの間、日本にいないなんてどんな感じなんだろう。知らない街で過ごすのは、
どんな感じなんだろう?

冬、集まった中にユニ君もいたなんて不思議だな。違うクラスだったし、系列も違っ
た。名前と、サッカー部なことくらいしか知らなかった。気になる存在になるなんて
思ってもなかったよ。でも、今は知ってることたくさん。サッカーがとても上手なこ
と。足がとても速いこと。足がすごーく大きいこと。ふでばこにピンガのキーホルダ
ーがついていること。休み時間やSHRのときは机に置いたショルダーバックの影で
マンガを読んでいること。退屈だと窓の外を見たり髪をくしゃってすること。発表を
当てられると必ず恥ずかしそうに笑うこと。嬉しいときはとっても大きな笑顔になる
こと。大きく口を開いて笑うこと。"オレ"っていうこと。数学が苦手なこと。居眠りは
机に伏せること。踝ソックス愛用なこと。好きなサッカー選手のこと。好きなアーテ
ィストのこと。好きな人のこと。 楽しいときはメールに絵文字が増えてそうでない
ときは返事がそっけないこと。 私のことは友達以上に思えないこと。

たくさん知ってるよ。ひとつ何かを知ると、その分好きになっちゃったよ。
"これが恋になったら、楽しくなるかもしれない。"そう5月の日記に書いてた。その
通りだった。ユニ君を知っていく、好きになっていく毎日はとても楽しかった。まだ好
きになって2ヶ月だなんて信じられないけれど、イチバンがんばった恋だったって思
う。いろんな勇気を出した。たくさんドキドキした。勇気を出した分だけ嬉しいことが
かえってきた。でも、苦しくてギューってなるときもいっぱいあった。今も、ギューっ
て痛くてしょうがないよ。考えると、痛くなる。不思議。

これ以上好きな気持ちが大きくなっちゃダメだって思った。また、私は伝えてしまい
そうな気がする。好きで好きでいっぱいの気持ち。一方通行な気持ち。だけどユニ
君はそれを受けとめることができないから、ユニ君もまた好きな子ちゃんに好きで
好きでいっぱいの気持ち持っているから、私がぶつけちゃいけないんだ。でも、どう
やったらこの気持ち、小さくなるかな?なくなるかな?ひとりじゃ持ちきれないよ。
どこかにしまっておこうか。でもきっとまた私のところに戻ってくる。どんどん増えち
ゃう。どうやったらユニ君のこと、気にならないようになる?ただの友達って思える
んだろう。気になって気になって、しょうがないよ。

ユニ君へ私の気持ちを届けてくれる小さな小さな味方。携帯を握り締めた。これ以
上好きにならないようにって今日はメールをお休みすることにした。その分想いが
どんどん募っていくのだけれど。それでも私が握り締めて離さないのは、ユニ君か
らのメールを待っているからかもしれない。来るはずないの、わかっているのに。

36人の中に、私がいて、ユニ君もいて、好きな子ちゃんもいる。すごい偶然だね。
どうなるんだろう、イギリス。ホームステイ、ドッキドキです。

7月17日(水)

 

まだ6時、大丈夫。目を閉じた。次の瞬間『もう8時過ぎてるよー、さやか、あんた
シャワーするんじゃないの?』とお母さんの声がした。飛び起きた。9時40分には
タイムカード通さなくちゃいけないのに。まだ私の中では6時なんだけどな。夜中、
冷房をしていたからか、目が腫れてた。シャワーの水温をいつもよりも低くして頭か
ら浴びた。それでも頭の中は、どこかボーっとしていた。髪を乾かすとき、左手を使
わないよう試してみた。すぐにギブアップだった。片手じゃいつまでかかるかわかん
ない。ユニ君は、大丈夫なのかな。どうしてるのかな。気になる。心配心配。

私の左の左のロッカーに"三好"と書いてある。もちろんユニ君じゃないのだけれど。
違うってわかってても、その2文字にドキドキしてしまう。何度も見てしまう。休憩の
とき交代で入るのが三好さんだったりすると、勝手に喜んでしまう。もちろん三好さ
んは女の人。すごい可愛くて、なぜかヤキモチ。レジのバイトを始めてもう3ヶ月に
なる。接客の仕事だから、いろんな人と接する。いろんな人に出会った。毎回私の
レジに並んでくれるお客様もいる。『ありがとうね。』って最後に言ってもらえるのが
とっても嬉しい。それは私が一生懸命しているからだよって先輩が言ってくれた。え
へへ。だから私は今日も一生懸命がんばる。でも、大アサリが通ったときだけは、
叫んでしまった。だって動いてたんやもん!ひー、あの動きが苦手なのです。

小休憩のときも、休憩のときも、何度もメールチェック。ユニ君からは、来るはずな
いのだけれど。それでももしかしたらって思ってしまう私がいる。そう思うときも、
来るはずないって思ってる。でも、もしかしたらって。その繰り返し。今日はメール
するのお休みにしようって思った。この1週間毎日していたし、それにユニ君は手を
痛めてる。今日はお休みにしようって、思った。

バイトからあがって家に帰り、すぐに今日買った雑誌を読む。この瞬間が大好きで。
もちろん部屋に流れてるのはユニ君が大好きっていったあの曲。歌詞を見なくても
歌えるようになるくらい、もう覚えちゃったよ。夕飯を食べて少しして、ウメさんとメ
ールをした。ホームステイのこと、それからユニ君の骨折のこと。・・やっぱり気にな
るよ。"励ましてあげなきゃ!!"ってウメさんが言ってくれた。よしって思った。やっ
ぱり気になる。今日も、メールを送ろうと思う。

"手、痛む??"

そう送ったのが、21:21だった。送っちゃったって、小さな声で言った。まくらに顔
を伏せた。友達、として気になるんだ。友達として。でも、何分待っても返信はなか
った。ときどき鳴る着信音も、freebirdじゃなかった。誰かが言ってたみたいに、
私が思ってたみたいに、この気持ちは迷惑なのかもしれない。まだ、好きでいるこ
と、ユニ君は知っているのかもしれない。負担なのかもしれない。そう思ったら頭が
重くなって、携帯を持ったまま横になった。目を閉じた。でも、朝みたく時間は進ま
なかった。このまますぐに朝になっちゃえばいいのに。夜はとても恐い、寂しいよ。

『お姉ちゃんどしたん?』みくの顔が目の前にあった。私が何も答えないでいると、
パタパタと足音をたてて違う部屋に行ってしまった。今度は遠くで『スーツケース、
そろそろ出せるようにしててよー』とお母さんの声がした。そうだ。もうあと1週間も
ないんだ。スーツケースの中にしまってた服をもう1度出した。着替えてみた。これ
着るときはいつにしようかな。カワイイ服だから、ユニ君と同じ予定がある日にしよ
う。なんて勝手に鏡の前で考えた。やっぱり好きなんだなって思った。ユニ君のこと。

オシャレなお母さんに服の組み合わせを何度もチェックしてもらった。できるだけ少
なくして、でもたくさんのパターンにできるように。『私もイギリス行きたいわ。』って
お母さん。たくさん笑った。でもお父さんが帰ってきたからってリビングに行っちゃっ
た。お父さんとお母さんはいつもお互いのこと悪く言ってるけど、実はとっても仲良
しなんだなって思う。いいな、いいな。ずっとそんなふたりでいてね。また部屋にひ
とりになった私は、さっき引っ張り出した服をもう1度しまった。

バイトの疲れなのか、不安からくるのか、やっぱり頭が重くて横になった。ただ眠い
だけなのかもしれないけど。目を閉じたら、今度は本当に朝になるかなって思った。
遠くでお母さんたちの笑い声がする。・・それよりも手前に、何かが響いた。机の上
に置いてあった携帯が鳴った。freebirdだった。飛び起きた。ユニ君だ。

"ときどきね。明日また病院にいく"

受信したのは23:24だった。ちょうど2時間分の不安を吹き飛ばしてくれた。寝て
ただけだったのかもしれない。お風呂入ってたのかもしれない。・・そんな風に先に
喜びの感情が来てしまった。ユニ君は、痛むって言っているのに。ダメだなぁ、私。
それから、骨折したのは利き手じゃないことを教えてくれた。"まだマシやな"って
言ってたけど、大丈夫なのかな。大丈夫じゃないよね。

何て言えばいいのかわかんなかった。無理しないでね、お大事に。そんなありきた
りのことばしか言えなかった。心の中はモヤモヤでいっぱいなのに。でも、それが
何かと聞かれても上手く答えることができないのだけれど。"なんか上手い言葉が
言えない"なんて最後に書いちゃった。心のモヤモヤ、伝わって欲しい。

"うん。じゃあ。おやすみ"

最後にそう言ってくれた。おやすみって、言ってくれた。いつも私からなのに。あり
がとう。私、ユニ君が困ったとき何もしてあげることができないかもしれないけど、
そんな権利ないかもしれないけど、でも"好き"の気持ちをプラスにできたらいいなっ
て思う。負担になる"好き"は、やめるよ。でも、もし何か力になれることがあるんだ
ったらすぐに言ってね。"好き"の気持ちを、力にかえるから。

返信がくるまでの2時間が、朝みたく目を閉じたらすぐに過ぎればいいのにって思っ
た。ユニ君の手がよくなるまでの時間が、目を閉じたらすぐに過ぎればいいのにっ
て思う。はやくよくなってほしいなって、思う。

7月14日(日)

 

バイトを夕方6時までのところを、お昼の12時であがらせてもらった。その分夏休
みのお盆もがんばって出勤しなくちゃいけないのだけれど。それでも私が今日帰り
たかった理由は1時から学校でホームステイのしおりの配布やパーティの最終練習
があるから。ユニ君に会えるから。3分で着替えて、ロッカーから飛び出した。片手
に携帯。お父さんにお昼を買っていてもらって、迎えを頼んだ。ありがとうお父さん。
車の中で2ヶ月ぶりくらいのマックを食べた。また今晩くらいにニキビできちゃうか
なぁ。家に着いて、制服に着替えて歯を磨いて、鏡の前で笑顔チェック。ニカー。や
っぱりユニ君の笑顔には負けてしまうけれど、最近私のほっぺも柔らかくなって来
たんだよ。リュックを背負って、家を飛び出した。またお父さんに無理を言って、学
校まで送ってもらった。学校の門で降ろしてもらったとき、12時58分だった。ギリ
ギリだー。裏口へ向かうと、みんなが座ってた。まだ来ていない人もたくさんいたみ
たいでほんの少し安心した。

しおりを作った。分厚かった。でも、16日間の予定がぎっしり書いてあるんだって
思ったら何だかワクワクして、ロンドンの街の様子や、真っ赤な2階建てバスとか
見たこともないのにスーって頭の中に入ってきた。どんなところなんだろう?ワクワ
クドキドキ。とてもとっても楽しみ。パーティの練習は、やっぱりなかなか進まなか
った。みんな、ダラダラしてた。セミの声が聞こえるたびに、みんなセミと一緒なくら
いガラガラした声で『暑いー』って言ってた。私もひたすら扇子であおいだ。ユニ君
たちサッカー部は朝から練習試合だったみたいで、少し遅れるみたい。でも、2時
半くらいになるとみんな揃った。ユニ君以外は。はじめはどうしてだろうって思って
疲れてユニ君だけ帰ったのかな、とか、忘れてるのかな、とか考えてた。でも、ウメ
さんがこっそり教えてくれた。『手、ケガしたみたいやで!!』え?え?ユニ君が?そ
れからというもの、劇の練習にもアナウンスにも集中できなかった。原田君くんがず
っとユニ君とメールしているみたいだった。『骨折してたんやって!!』一瞬何がなん
だかわかんなかった。誰がどうしたの?ウメさんが、こっちを見た。『ごっちぃ〜・・』
って言った。骨折?大丈夫じゃないよね?今すぐメールしたかった。直接病院に行
きたかった。ウメさんが、『絶対絶対、メールしてあげるんで!!』って言った。うん、
絶対するよ。心配心配心配。ぐるぐるぐる。

組み立て体操の練習のとき、ユニ君の場所どうしよう?って言ってた。でも、みんな
が『次は俺行くな。』って交代でユニ君の場所をしてた。何だかいいなぁ。ユニ君が
土台のピラミッド、見たかったけれど楽しみだったけれど、無理したらいけないもん
ね。というかというか、ホームステイは行けるのかな?大丈夫なのかな?

練習が終って、帰る途中ユニ君にメールした。
"手、大丈夫なん??ホームステイは行けるん?(>_<)"
すぐに返信が来た。ホームステイ行けるみたい。"行けるよ"じゃなくて、"行くよ"っ
て書いてあった。元気そうでよかった。手、痛いんだからメールとか困るかなって思
ってそれ以上しなかった。はやく、はやくよくなったらいいな。

"ホームステイも楽しみたいから・・"
いつかユニ君が言ってた。絶対絶対楽しいものになるよ。楽しいものにしようね。
でも、無理しないで安静にしててね。

家に帰って、ホームステイ先の地図をネットで調べた。ドキドキ。近くには大きな森
があるみたい。学校もたくさんあるみたい。迷わないかな?大丈夫かな?そのあと
骨折のことについても調べてみた。この前私がつき指したときの、何倍も何十倍も
痛かったのかなって思ったら、手首がかゆくなった。ズキズキ。私には何もできない
けれど、心配することしかできないけれど、何か元気付けることができたらいいなっ
て心から思う。はやく、ユニ君の手首がよくなりますように。

7月13日(土)

 

みんなには何でもないことでも、ユニ君にとって何でもないことでも、私にとっては
とてもとても嬉しいこと。絵文字があったり、質問形式だったり。たった数文字のユ
ニ君からのことばで、こんなにも嬉しくなる。ずっとずっと、繰り返し見てしまう。振
られてからも、ずっとずっと片想い。もうすぐ想いを伝えて1ヶ月になる。あれから私
は人前で泣くことがなくなった。振られた次の日でも笑っていることができたのは、
まだ私ががんばろうって思っていたからかもしれない。修学旅行のときみたく、大
泣きしなかったよ。どうしたの?って聞かれなかった。振られたけれど、まだ私はユ
ニ君のことが好きだもん。ずっとずっと、好きだもん。

おばあちゃんの扇子でアネゴとあおぎ合いっこしながら、壁にもたれてホームステ
イのパーティーのアナウンス原稿を英語に訳したり、練習したり。でも、目はいつも
廊下を見てる。ユニ君が来るのを、待ってる。アネゴのお話を『え?』って聞き返し
たとき。それはユニ君が来たとき。ごめんね、アネゴ。にたーって笑って、『ごっちっ
てば。』って言われてしまう。今日からユニ君は夏のブラウスになってた。ひゃー、
カッコイイ。サッカー部みんなお揃いのミサンガが、ユニ君の腕に。心の中でおはよ
うを言って、またおばあちゃんの暖かい香り。顔が、熱くなる。

移動教室のとき、休み時間のとき、お昼のとき。何度も何度もすれ違う。その度に
私はいつも口を開きかけて、やめてしまう。こんなにメールしてるのに、学校で何に
も話さないのなんておかしいよってみんなに言われる。ウメさんは『そんなんカラオ
ケでも何でも誘いまい♪』って言うけれど、おはようすら言えないのに。おはような
んてアドレス聞くことよりも簡単なはずなんだけどなぁ。あのときの勇気、もう1度
思い出そう。

私のひとことで、教室中がどって笑う瞬間が大好き。わっきーに、『お前そんなワケ
ないやろ。笑』って言われて、どってなった。恥ずかしかったけれど、ユニ君もいつ
もの笑顔でわははって笑ってて、嬉しかった。でも何で笑われたんだっけ。

「やっぱり友達にしか思えない」

そんな風に思われてる。私のこの片想いが叶う可能性は、とてもとても低いんだ。
どんなにどんなにがんばっても、パーセントは上がらないまま。そんな風に決めつ
けちゃダメだよってみんなに言われたけれど、でも、きちんと受けとめようと思う。
叶わない片想いをずっとずっとするのは、とてもとっても苦しいこと。好きになるだ
け、胸の奥がギューって痛くなる。涙もすぐそこまで来てしまう。空回りして、私の
気持ちだけがどこにもたどり着くことなく、迷子になってしまう。友達にしか、って
どんなにがんばっても友達以上になれないって、ユニ君には大好きな人がいるって
たくさん諦める理由があるのに、諦めたくないよ。胸の奥がギューって痛くても、苦
しくても、まだ諦めたくない。まだ、がんばりたい。

"明日はホームステイの1時から大講義室みたい"

"うん、分かった ちょっと遅れるかも"

こんなメールのやりとりで、ほんの少し彼氏彼女みたいだなって思ってみたりして。
それから、私もバイトで遅くなるかもって言ったらどこでバイト?って聞いてくれた。
最後にがんばれ!!って言ってくれた。ユニ君こそ、練習試合がんばってね。

昨日アドレス変更教えてくれた。これからもメールしていいってことだよね。メール
するの、嫌じゃないってことかな?私、単純だから勝手にそう思っちゃうよーだ。
今ね、ユニ君が好きだって言ったあの曲聞いているよ。もう大好きになっちゃった
よ。ホームステイまであと8日。イギリスに行ったらメールできないから、そのときに
メールできないの寂しいなって思ってもらえるように、それまでがんばるんだから。

7月12日(金)

 

7月1日〜7月9日分のログ

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